今日の東京・教育会館での講演会 [ことばと人間]

まみちゃんです。
今日、東京での講演会「脳は言語をどのように生み出すか」の中継をスティッカムで見ることができました。

MITのスザンヌ教授、東京大学准教授・脳科学の酒井邦嘉先生、愛知大学名誉教授・物理学者の坂東昌子先生、ジャズミュージシャンの坂田明さん、理化学研究所の丸山さん、と蒼々たるシニアフェロウの先生方。
教員の方たちを対象にした講演会だったため、司会やヒッポの体験談を話した人たちも、教育に関わる人が多かったですね。中でも、子どもや若者の体験談は、ヒッポの環境の中で子ども達の生きる力が育つことが、本当に伝わるものでした。

さて、今日面白かったのは、板東先生の突っ込みでしょうか。そして、短いお話の中に、南部陽一郎先生と益川教授のお二人のノーベル賞学者の名前が、サラッと普通に出てきていたのに”流石、物理学会初の女性会長を務められた大人物!”と思わずにいられませんでした。

個人的な興味としては、酒井先生が音楽の鈴木メソードの鈴木先生の話をされたこと、私も子どもの頃からずっと鈴木メソードでバイオリンをやっていたし、鈴木先生のレッスンも受けたことがあり、うれしかった。鈴木先生は、「人間は生まれつきではない、どの子も育つ」「歯を磨き、ご飯を食べるように、バイオリンをを弾きましょう」といつも言われていました。
音楽と言語と分野は違うけれど、榊原さんも鈴木さんも「赤ちゃんは誰でもその環境のことばを話す」ということを、当たり前のこととして見逃さず、そこに何かがある、と確信して、新しい取り組みにチャレンジしてこられたこと、考え方の根っこに同じようなものがあったことを、酒井先生がはっきりおっしゃっていましたね。能力の有無ではなく、まずは環境。

歯を磨き、ご飯を食べるように、多言語のCDを聞いたり、聞こえてくことばを歌ったりできる環境。より自然に当たり前にそうできるように、していきたいね。
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