「部分と全体」輪読

 今日から、部全(部分と全体の略)の輪読会が始まりました。ハイゼンベルク著「部分と全体」は、ヒッポファミリークラブのミニカレッジ、トラカレ入学のための課題図書です。
また、ヒッポ創設者榊原さんの愛読書でもあります。今でも、手元に置いて、何度も読んでいると聞きました。

 内容は、量子力学についての話ですから、聞きなれない文字や、もちろん意味がわからないところもあります。でも、副題に「私の生涯の偉大な出会いと対話」とあるように、ハイゼンベルクが出会った人と、どんな対話をしているかの本でもあるので、専門書とは違って楽しく読めるところもたくさんあります。

 とは言え、初めて読んだ時は、数行読むのがやっとだったのを記憶しています。でも、何度も読んでいくうちに、何故榊原さんがこの本を大切にしているのかを考えて読むようにもなりました。ハイゼンベルクや、他の物理学者とも、少し知り合いになれたような気もしています。

 今回、久しぶりに輪読(声に出し、順番に読みながら回していく)することになり、やっぱり一人で読むより、いろんなことに気がついて面白いと思いました。同じ本でも、一人ひとりの視点が違うので、いろんなことを考えることになります。

 表紙もしっかり読んだり、写真のなかの登場人物も好みが違ったり、読めるところはドイツ語で読んでみたりと、自分ではやらないことばかりです。

 注約に、登場人物の呼び方について書いてありました。呼び方によって関係性をうまく伝えていたり、ドイツ人の「人のつながり方」がわかったり、著者や訳者の思いがあふれてるんだなと思いました。

 そんな具合なので、今日は9ページまでしか読めませんでしたが、またみんなと、新たな冒険に出て行くワクワク感でいっぱいです。        by ハッティ

 今日の台湾語  ちょぉーほーいーけん

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アンリセ

マミチャンです。
何回も読むうちに、しみてきますね。
稲沢のブログに、私の感想書いています。
by アンリセ (2010-11-11 21:53) 

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