ことばに風景が・・・ [歌う]

マミチャンです。

今日は、マレーシア教育省から派遣され来日し、一宮市内にホームステイしている五人の中高生とヒッポの活動をしながら交流する会がありました。

彼らは、中国語、広東語、英語、マレーシア語と、それぞれが時と場合そして相手に応じて、ことばを自然に使い分けて話します。マレーシアで、それが当たり前の環境として育ってきている子どもたちは、みんな、どんなことばに対しても比較的柔軟です。
ロシア語やイタリア語、タイ語など、一緒にCDを聞いて、真似して口ずさんでみましたが、眉をひそめて口を閉ざすというような抵抗感は全くなく、目を輝かせて耳を傾け、一言でも真似できたら楽しい、といった雰囲気でしたね。
タイ語は、さすがにお隣の国のことばでもあり、「タイ語はタイ語とはっきりわかる」ようでしたが、イタリア語は「フランス語みたい」、ロシア語は「日本語かな?」って感想が、興味深かったです。

彼女たちが、興味がある言語として、「韓国語」と答えたのは、K-POPの影響!!!恐るべしK-POPの威力!!!韓国語のフレーズを耳にして、彼女たち、「日本語に似て」いて「レロレロ」してる?と感じるらしい。


そんなこんなで、遊んだ後、私たちが以前から興味を持って口まねしていたマレーシア語のCDのフレーズを、彼らに聞いてもらいました。その場面は、シンガポール行きの飛行機が離陸しての、アテンダントの女性のアナウンス。
ヒッポのストーリーCDのフレーズなのですが、そのアナウンスは、お話のBGMとして流れているので、はっきり何といっているのかわからないし、テキストに文字もなければ、意味の確かめようもない。でも、みんなが、「こんな音が聞こえた」とか、「ひょっとしたら、こんなこと言ってるかも」とあーだのこーだのいろんな事を想像して楽しんでいたところ。
私たちが気になる音を彼らに投げかけて聞いてみたり、彼らが、CDのフレーズを自分たちの口で言ってくれたりするうちに、全体のアナウンスの様子がわかってきた。そして、結構みんなの想像が、ピンポイントで、あるいは大まかなところで、あたっていたことに気づいて、嬉しかったです。

何気なく聞いている”ことばの音楽”が、人に会うことで、”生きた人間のことば”に感じられるようになって、聞いたり話したりするのが楽しくなるのは、いいな、と思います。

これから、マレーシア語のストーリーを聞いて、幸せな気分で休みます。

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