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必要? [ヒッポ]

すらまぷたん♪ なまさや SARNIN。

先日、ヒッポに体験に来てくれた方が、体験はとっても楽しかったし、ヒッポの考え方は大賛成だけど、今はまだうちの家族には必要ないんだ、と話してくれました。

夫さんに必要なのはビジネス英語、お子さんにも自分で英語を教えている、今の環境でたくさんのことばの必要性がないから、と。


この辺にも、外国から来た人がたくさん住んでるんだよ、と言ったら、ホントに?と少し驚いていたようでした。


それを聞いて、私は、以前出会ったミャンマーのお友達のことを思い出しました。

数年前、「にほんごであそぼ」という、日本在住の外国の方とお友達になる会をボランティアでひらいていました。
ある日一人のミャンマーの女性が参加してくれました。夫さんは日本の方で、何年か日本に住んでいるけれど、まだ日本語は少しおぼつかない、という感じの方でした。車にも乗れないので、自転車で30分もかけて来てくださいました。

初めてだけど、どうかな?と思いながらランチに誘うと、「私が作るからうちに来てください」とのこと。初対面なのに図々しいかな、と思いつつお邪魔して、おいしい本場のタイ料理をごちそうになりました♪(タイとの国沿いのご出身で、ずっとタイで暮らしてらしたそうです)。

恐縮しながらお礼を言う私たちに、「うちに友達が来てくれて一緒にご飯を食べたのは初めてで、とても嬉しい!」と。

私は本当にびっくりしました。大きなマンションで人もたくさん住んでいるし、お子さんも保育園や小学校に通っていて、こんなにたくさんの人に囲まれているのに、今まで友達がいなかったなんて…。


たしかに、多言語なんてなくても楽しく幸せに暮らしていけるだろう。そっちの人生も悪くない。

必要になったら、必要なものをとりいれる。それも当たり前のことだ。


でも、多言語を知ったから、多言語が必要な環境がそこにあることに私は気づいた。

妊婦になったら、町に妊婦がたくさんいることに急に気づいたり、しんどいのがわかるから電車で席を譲ってあげたくなったり。
ベビーカーを押してみたら、いかに段差がたくさんあるのかに気づいて、車いすの人は大変だろうな、と思いをはせたり。

何かを体験すること、知ることで、自分の見ていなかった世界があることに、気づく。世界が広がる。


彼女と同じマンションに住んでいる人の、誰一人悪気があって彼女を無視したわけではないだろう。ただ、普通に自分の生活を送っていたら、彼女と接点がなかった。それだけのこと。

現に、私の住んでいたアパートの人は、ヒッポをやっていたわけではないけれど、1階のフィリピンのママとも仲良くしていたし。でも、タガログ語で話してみようとした人はいなかったかも。


多言語人間になるということは、どんな人にも心をひらける、その人のことばに耳を傾けられる人になるということ。

それって、必要な人と必要じゃない人をわけない、必要なことと必要じゃないことをわけない、出会ったすべてを受け入れてみる、ってことかな?


多言語をやってない人が心を閉ざしてるとか、心が狭いとか、上から目線で押し付けたりお説教したりしたいわけじゃないんです。多言語やってなくても、私なんかよりもずっとずっとオープンハートな人、素敵な人、世の中にたくさんいます。体験に来てくれた彼女もそう。ヒッポやらなくても、外国の人とだって、どんどんお友達になれちゃうしね♪

それでも。

私にも、まだまだ私の見ていない世界がきっとたくさんある。誰にでもきっとある。すべてを知って、すべてが見えるようになる人なんて、きっとこの世にはいないはず。
だから、一緒に、世界をみつけあっていこう、ひろげあっていこう。みんながそうしたら、きっと世界がもっと楽しくなる。

だって、私は別にミャンマーの彼女のために無理してがんばったわけじゃなくて、わーい!タイ語だ!しゃべりたい!タイ料理だ!食べたい!おもしろい!出会えて楽しい♪仲良くなれて嬉しい♪って思ってただけだもん。そしたら、喜んでもらえたんだもん。

そして、そんなことをやっている人たちの中で、子どもたちも育っていって、自然に、人をわけず、広い世界を見ていける人になってくれたらいいなー。

そんなことが、多言語必要じゃないわ、と思ってるみなさんに伝わったらいいな、と思うんだけど。どうでしょう?伝わってる?


彼女が体験の感想を聞かせてくれたので、私もあらためてこんなことを考えてみることができました。人と会って話すと見えてくることがたくさんあるね。感想聞かせてくれて、ありがとう!テレマカシ~[黒ハート]
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おやこ共学?! [ヒッポ]

先日、某NHKのあさイチが大好きな私は、テレビの前でじーっと番組を見ていました。

 この日のテーマは、親子共学。

今、子どもの習い事でもなく、大人のお稽古事でもなく、親子で同じことを習うのが流行りなんだそうです。

 中学生、高校生の娘さんとダンスを習うお母さんは、
「思春期の子と会話が増えたことが何よりよかった」
「一人じゃ恥ずかしいけど、わからなくても、娘に教えてもらえると思って♪」

娘さんは「お母さん、全然踊れてなくてかわいそうだったけど、がんばってるから応援します」と楽しそうでした♪

小学生のお子さんと英語を習っているママは、
「親が鑑になって勉強が楽しいっていうことを伝えたい」と、いつも隣同士で宿題をやっているそう。

“これって、私たちがいつも感じている、ヒッポのいいところじゃない?!”

 同じスタートラインからはじめるから、本気で子どものことがすごいと思えたり。
子どもだけやらされるんじゃなくて、親が楽しんでるのを見て自然に興味を持ったり。

しかも、それをママだけじゃなくて、お父さんも、おばあちゃんもおじいちゃんも、一緒にできる。
家族だけじゃなくて、お友達もお友達の家族も、たくさんの仲間とつながりあえる。

勉強じゃないから、「親子共楽」だなー♪時代先取りしてるかも?!


そんなヒッポファミリークラブの活動に、ぜひ遊びにいらしてくださいね!

今日は、ハロウィンヒッポです♪みんなで仮装してお菓子もらうよー!

一宮市産業体育館にて。19時~20時45分。お待ちしてます♪

Trick or come! (来ないといたずらしちゃうぞ?!)

テルマエ・ロマエ [ヒッポ]

Ciao! 今頃ですが、やっと「テルマエ・ロマエ」を読破しました♪

おもしろかったー♪ もーると でぃべるたーんて♪


でも、すっごくマニアック。
古代ローマとお風呂に対する作者の並々ならぬ愛情が、ひしひしと伝わってきました!


作者の方が、まさかここまで売れるとは思わなかった、
500人くらいの人に気に入ってもらえれば十分と思ってた、っていうのがよくわかります。

古代ローマとお風呂に興味がある人が、世間にたくさんいるとは思わないよねー(笑)。


でも、本当に大好きで大好きで、人にどう思われるかなんて考えないで、好きなことを追求してれば、
情熱は人に伝わるってことなんだなーと思いました。


私たちも、ヒッポのおもしろさ、多言語の自然習得のおもしろさ、
なかなかたくさんの人に一気には伝わらないけど、
自分たちがとことんおもしろがってれば、ある日一気に伝わるかもしれないなー、なんて思います。


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