[部分と全体」輪読会2回目
「部分と全体」輪読会の2回目の報告です。
1章後半と2章前半を読みました。ハイゼンベルクが、部分的秩序から、中心的、全体的秩序への考え方を持つことになったエピソードと、ゾンマーフェルトと出会い、物理学に進むことになっていく話でした。
参加者の感想をいくつかupします。感想から会の様子を想像してもらえると思います。
「若い頃、学生として難しい数式や、物理の法則が苦手でした。そんなありがたい数式や、法則を生み出した賢い人々が、いかにしてそれらを見出して、どう捕らえていくかに議論を闘わしていく過程を、目前に見るようで楽しい。わからないけど、少し分かる気がする。」
「18歳より若い若者たちが、原子の話、他困難な問題の意見を交わしていたなんて・・部分から全体へ ことばと原子の結びつき、どうして繋がっているのかわからないけれど、いろいろな話にアンテナを立てたいと思います。」
「ヨーロッパは、第一次世界大戦後の混乱の中、しかし、志ある人たちは、新しい何かを見つけるため行動している・・それから100年も経っていない現在までに、物理学の世界では、原子を最小単位とする原子学説から飛躍的な進化を遂げてきました。そのベースになる考えが生み出されていく気配が、ハイゼンベルクと彼を取りまく人たちの対話に、すでに確かに感じられます。何だかスゴイ!」
「量子力学の分野が解明されていく時代の話だからこそ、榊原さんが「ことばと人間」を考えるのに、この本を大切にしたんだと、わかりかけたところです。わからないことが解明されていくときって、すごいことが起きるってことだと思います。ことばの全体も解明できるとすごいだろうな・・と思うのですが・・」(これは私の感想です)
「本の内容を理解するよりも、ここに書かれていることを自分たちのことに照らし合わせていけると、おもしろいな・・」
新しい世界が生まれていくときの様子を、この本からいっぱい感じ取りたいと思うし、ここで繰り返し行われている対話を、(焦点がずれない、常に全体に向かった対話)を私たちもしていきたいと思うのです。
でも、いろいろ話してみて、初めてずれない対話になると思うから、いっぱい脱線して楽しみたいと思っています。 by ハッティ
1章後半と2章前半を読みました。ハイゼンベルクが、部分的秩序から、中心的、全体的秩序への考え方を持つことになったエピソードと、ゾンマーフェルトと出会い、物理学に進むことになっていく話でした。
参加者の感想をいくつかupします。感想から会の様子を想像してもらえると思います。
「若い頃、学生として難しい数式や、物理の法則が苦手でした。そんなありがたい数式や、法則を生み出した賢い人々が、いかにしてそれらを見出して、どう捕らえていくかに議論を闘わしていく過程を、目前に見るようで楽しい。わからないけど、少し分かる気がする。」
「18歳より若い若者たちが、原子の話、他困難な問題の意見を交わしていたなんて・・部分から全体へ ことばと原子の結びつき、どうして繋がっているのかわからないけれど、いろいろな話にアンテナを立てたいと思います。」
「ヨーロッパは、第一次世界大戦後の混乱の中、しかし、志ある人たちは、新しい何かを見つけるため行動している・・それから100年も経っていない現在までに、物理学の世界では、原子を最小単位とする原子学説から飛躍的な進化を遂げてきました。そのベースになる考えが生み出されていく気配が、ハイゼンベルクと彼を取りまく人たちの対話に、すでに確かに感じられます。何だかスゴイ!」
「量子力学の分野が解明されていく時代の話だからこそ、榊原さんが「ことばと人間」を考えるのに、この本を大切にしたんだと、わかりかけたところです。わからないことが解明されていくときって、すごいことが起きるってことだと思います。ことばの全体も解明できるとすごいだろうな・・と思うのですが・・」(これは私の感想です)
「本の内容を理解するよりも、ここに書かれていることを自分たちのことに照らし合わせていけると、おもしろいな・・」
新しい世界が生まれていくときの様子を、この本からいっぱい感じ取りたいと思うし、ここで繰り返し行われている対話を、(焦点がずれない、常に全体に向かった対話)を私たちもしていきたいと思うのです。
でも、いろいろ話してみて、初めてずれない対話になると思うから、いっぱい脱線して楽しみたいと思っています。 by ハッティ
2010-12-09 21:16
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コメント(1)
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いっぱい脱線して楽しむ、ってのがいいね♪
by SARNIN (2010-12-09 23:53)