チョムスキーさんに出会った人たち [ことばと人間]

 ボンジュ~ モアシ ハッティ。

 師走も忙しいですが、3月もあっという間に過ぎます。

 今週はなんといっても、チョムスキーさんの報告でしょう。

 4泊5日という短い時間で、ボストンでチョムスキーさんの講演を聞き、LEXアメリカの仲間とヒッポを楽しんできたまみちゃんたち一行が帰ってきました。

 この2か月、チョムスキーさんのことを知るのつれて、榊原さんの理論がくっきり見えてきて、今まで知らなかった世界に出会っていく感じがしていました。

 実際に現地で体験した人たちの話を、聞かずにはいられないという思いで、東京本部の報告会に参加してきました。

 参加した人たちは、チョムスキーさんの理論と、人柄の両方を感じてきたようです。いかに言語学の上で大きな存在であるかを、そばに寄ることでピリピリ感じ、また、ちょっとした間に感じる、本当にいいおじいちゃんでもあるというような人間味の両方を感じることができたのは、やっぱりそこまで行ったからだと思います。凄い体験だったんだなと伝わってきます。

 もちろん、行けなかった私はそれは残念なのですが、でも、彼女たちの話をシャワーを浴びるように聞けた私はラッキーです。

 ことばを「科学」としてとらえ、学問として突き進んだチョムスキーさん。
 「ことばと人間を自然科学する」というとらえかたをして、ことばと人を切り離さなかった榊原さん。

 40数年前、アメリカで一緒にことばに向かったお二人が、それぞれの道を進み、時を経て、また出会えたことは(榊原さんご本人は会ってはいませんが)凄いことだと感じます。

 今回、チョムスキー氏の講演をきっかけに、その出会いを作ってくれたMITの言語学教授スザンヌさんのことも、前よりももっと知るようになりました。まみちゃんも、そのお人柄に感動して帰ってきました。

 改めて、スザンヌさんの講演内容を、英語と日本語訳の両方で読み返しています。(スザンヌさんは、ご自身の言語の研究をかたちにするなら、それはまさしくヒッポの活動になると言ってくださっています。)

 そういったこと全てが、今私たちが何をしているのかを確認していくことであり、これから何を見つけていきたいのかを考えることなんだと思えています。

 3月21日13:00~16:00 日比谷公会堂 ヒッポファミリークラブ30周年記念 研究発表会
 3月28日(月)10:30~12:30 名古屋ヒッポ事務所
 
 で、スザンヌさんにお会いすることができます。名古屋では、一緒にヒッポの活動をするということで、今からとても楽しみです。

 あ、報告ですが、MITのトートバック、おみやげにもらいました。私のミッションもクリアです(笑)。
 
 
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まみc

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by まみc (2011-03-09 17:05) 

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